otonatabi’s diary

大人が楽しむ旅の計画ブログ

新潟旅行 初日(5月3日)② 大地の芸術祭

越後妻有台地の芸術祭

2000年から3年ごとに開催されている越後妻有大地の芸術祭は、子どもが小学生のころから注目していて、いつか行きたいなと思っていました。

www.echigo-tsumari.jp

自然の中でのアートや地域ならではの体験、都会に住む子どもにはぜひ触れてほしい企画が目白押し。でもトリエンナーレなので、3年というタイミングと子どもの成長や事情、スケジュールがうまく合わず、これまで行けていませんでした。

今年はメインの開催年ではないようですが、これまで作られてきたアートはそのまま観光スポットになって、自然の中や町中、お城や廃校、美術館の中などで見られるようなので、行ける範囲で見てみようと思いました。

 

関越道は、藤岡ジャンクションを過ぎたあたりから渋滞は解消。快調に進んで、11時過ぎには石打塩沢ICで高速を降りました。周りの山にはスキー場が多いようでリフトがいたるところに見えています。ICを降りてすぐのお土産どころ「魚野の里」でお昼を食べようと立ち寄り。

【公式】魚沼最大みやげ処 魚野の里

でも残念。新潟名物「へぎそば」を食べたくて、お蕎麦屋さんがあったのですが、団体さんの予約でいっぱい。諦めてお土産を購入してすぐ出発しました。お店の方に大地の芸術祭の会場にはどれくらいで着くか聞いたのですが、

「隣村なんだよね、よくわからないな」

との答え。そうなんだ! 結構新潟で有名なのかと思っていたので、その地域性の狭さ?というか規模?というか、観光客と地元の方との温度差、にちょっと驚きました。

気を取り直して、山を越えます。

いちばん見たかったのは、実は新潟県の観光サイト「にいがた観光ナビ」

 

 

で観光スポット人気ランキング1位(当時)の清津峡のアート作品

nakasato-kiyotsu.com

あまりの映え💛に、ここに行くことを第一に考えて計画。大地の芸術祭は6つのエリアに分かれていて、とても広い! お店の方は隣村とすごく近い距離感で言っていたけど、十日町津南町にわたるエリアは東京23区より広いそう! 残念ながら全部1日で回ることは今回の旅行では無理そうだったので、清津峡のある「中里エリア」に絞ることにしました。自然の中のアートってなぜか惹かれるんですよね。昔々、クリストの「アンブレラプロジェクト」に感動した私…。

 

調べたら、「清津峡」に入場するには事前予約が必要。実際、当日は「売り切れ」と出ていたので、事前に購入してよかったです。

入れるのは①8:30~10:30、②11:00~12:30、③13:00~14:30、④15:00~16:30の全4回。

渋滞がどの程度なのか予測しきれず、到着時間が読めなかったので、最後の15時~16時半を予約しました。

清津峡に行く前に、近くのアート作品をいくつか鑑賞。1つ1つがそれなりに離れていて、公園の中にあったり、河原だったり、突然道端に登場したりするので、グーグルナビで探しながら行きます。車がないとちょっときついわ、これ。

 

自然の中のアートって気持ちいい!

最初に訪れたのは「たくさんの失われた窓のために」

内海昭子さんの作品。青空、遠くに見える山に映える~

正面に鑑賞する、少し階段のついた台がありました。そこに上って窓の外?を見ると未来が開けているような! 気持ちいい空間でした。すがすがしい風が、窓に取り付けられたカーテンをきれいに揺らしていました。

公園の一角にあり、ひとりでご飯を食べている人や、たまに観光客の方がぽつりと来ては去り、という感じで、ゆったり過ごせる場所で、のーんびりできました。

さらに車で5分ほど走って小さな町を抜けた河原に「ポチョムキン

ロシアの戦艦?のような名前ですが、フィンランドの方の作品。川を見下ろす土手に廃材を使って作られた、先に何があるのかワクワクする公園になっています。1つ前の記事に全体の写真を載せています。河原に向かう、タイヤのブランコが大人も楽しかった~。

タイヤの廃材で作られたブランコ。大人も十分楽しめます

それから、『日本に向けて北を定めよ(74° 33’2’’)』

ロンドンで立っている方角そのまま持ってきたらしい。学校の広い校庭から、向こうに赤い鳥居が重なって見えるのが何とも不思議

『河岸の灯籠』

これ、トイレなんです。実際に使えるみたいだけど、入るのを少しためらってしまった。すぐ隣が河原で気持ちよさそうだったけど。

などをめぐり、時間がちかづいてきたので、今日のメイン、清津峡は次に!